WordPressでブログを始めるためにはレンタルサーバを借りないといけないみたい。
調べたら、たくさん会社が出てきてどれを選べばいいかわからない。
そんなことありませんか?
わたしもブログを始めた当初は同じように迷っていました。
現役エンジニアであり、WordPressサイトを運営してきた私なりの視点でおすすめのレンタルサーバを紹介します。
その前に
どんな基準でレンタルサーバを選べばいいのでしょうか。
選ぶ時は性能・機能面、規約面で考える必要があります。
性能・機能面では主に以下二つを気をつける必要があります。
・表示速度、負荷対策ができるサーバか
・バックアップサービスの有無
規約面では自分が運用しようとしているコンテンツをそのサーバ上に載せられるかです。
順番に説明していきます。
表示速度、負荷対策ができるサーバか
PCやスマホでWEBサイトを見ていると検索結果からアクセスしたけど、WEBサイトが表示されなないってことありませんか。
ツイッターとかで「サーバが落ちた」っていう呟きを見たことありませんか。
これは今から運営しようとしているWEBサイトで起こる可能性があります。
正直、原因は様々ですが原因として多いのは「アクセスの急増」です。
「アクセスの急増」は意図していない時にいきなりやってきます。有名ブロガーが紹介したり、有名ツイッタラーが紹介したりして、いきなりサイトの視聴者が増えます。
アクセスがいきなり増えることを想定した時に考えるレンタルサーバの選考基準は主に以下です。
- レンタルサーバの処理能力
- 転送量
前者はWordPressはプログラムで動いているため、アクセスがある度に何かしらのプログラムが動くため、レンタルサーバの処理能力が高いことに越したことはありません。
後者ですが、WEBサイトはアクセスがあると何かしらデータを視聴者に送っています。その送る量に制限があるため、一定のアクセスがあるとページエラーが起きてしまいます。そのため転送量は必ずチェックしましょう。
バックアップサービスの有無
バックアップとは、サイトで使っているある時点のデータを保存して起き、何か起きたらそのデータを用いて復元する際に利用します。
バックアップを使う時は主に以下のような時があります。
- サーバが何らかの原因でアクセスできなくなった
- 誤った操作をして、サーバからデータを消してしまった
- サーバが乗っ取られる改ざんされて、サイトを復元できなくなった
- 開発やアップデートをしたら、アプリ、データが壊れてしまった
などがあります。バックアップは予期しない時に必要になるので、日次で取得して起きたいもの、
もちろんアプリ側(例えば WordPressでブログを運営しているならWordPressのプラグイン)でバックアップを取得することも可能ですが、レンタルサーバ側で取得してくれる方が格段楽だと思います。バックアップの仕組みがわからない方はバックアップサービスがある会社を選び、有料でも利用することをおすすめします。
運営しようとしているコンテンツはレンタルサーバの規約に抵触しないか
趣味ブログを書くのであれば、どのレンタルサーバでも問題ありませんが、アダルトコンテンツなど一般向けではないコンテンツを載せたい場合はレンタルサーバの規約をしっかり読みましょう。
例えば、さくらのレンタルサーバには以下のような記述があります。
ポルノサイト運営は可能ですか?
- 弊社のサービスを利用してのわいせつ、児童ポルノまたは児童虐待に当たる画像、
文書等をウェブ上で送信や掲載、またはメールにて配信する行為は禁止と定めております。- アダルトやポルノ等、弊社では一般的に「わいせつと判断されるもの」「性的印象が強い実写 画像」等に
つきましては、弊社サービス上で公開いただくにはふさわ しくないものとして、禁止事項を定めております。その他、禁止事項については約款をご参照ください。
一方でmixhostのサーバには以下のような記載があります。
アダルトサイトは許可されていますか?
日本国内において合法なアダルトサイトの運営を行う事ができます。
無修正など違法性の高いサイトは運用できません。
合法であれば、アダルトサイトはOKとのこと、そのため際どいコンテンツを扱う場合はmixhostを検討した方が良いかもしれませんね。
以上を踏まえておすすめなレンタルサーバを紹介して行こうと思います。
おすすめなレンタルサーバ
エックスサーバ
アフィリエイターやブロガーがよく使っているレンタルサーバです。
前節でも紹介しましたが、使っている人が多いです。困って検索したら何かしらの情報が出てきます。
mixhost
エックスサーバの次に使っている人が多いイメージなレンタルサーバ。
サポートが他のレンタルサーバよりは少ないですが、サーバの中で一番料金が安いのが特徴です。
特徴はアダルト系が扱えること、ホスティングサービスによってはアダルトサービスは扱えないので、
際どいコンテンツを扱うのであれば、mixhostはおすすめです。
さくらのレンタルサーバ
エンジニアが好きな会社、さくらインターネットのレンタルサーバ。
「さくらのポケット」など他のレンタルサーバ会社にはないユニークなサービスがあります。
おすすめしないサーバ
相場より安いサーバ
今から紹介するサーバの相場は月700円くらいですが、それを切るサーバは何かしらできないことがあります
ネットの情報が少ないサーバ
利用者が少ないサーバは仮にスペックがよくても、何かあったときに困ります。
初心者にはおすすめしないサーバ
VPS
「VPS?何それ?」と思った人はやめましょう。
WordPressとは別の知識が必要になり、ブログを立ち上げる前に挫折する可能性があります。
また、上手く立ち上げられたとしても運用で苦労をすると思います。
クラウド(AWSやGCP等)
理由はVPSと同様です。
「AWSだとWEBサイトの表示速度が早くて大量アクセスにも耐えられる。」
と書いてあるブログがあります。嘘ではありませんが、それなり設定が必要ですし、管理費もかかります。
サーバ代も高く他のサーバが500円くらいから始められるのに対してAWSは少なく見積もっても1300円かかります。
また、AWSやGCPは通信量やデータ使用料が従量課金制であるため、アクセスが増えたり、コンテンツが増えれば増えるほどサーバ代が高くなります。
※VPS、クラウドはサーバの知識が必要なことから、サーバの勉強がしたい人とか、絶対に落としてはいけないWEBサイトを運用する人向けのサーバです。
おわりに
困ったら、ググる、次にサポートに聞く、teratailに投稿する、ツイッターで助けを求めるの順でいきましょう。
どれかすれば解決できるはず、(できるだけググって解決したいですね)
わたしもレンタルサーバを借りた時は「サーバにつながらない」「URLアクセスしたけど画面が真っ白」など色々躓きました。
楽しいブログライフを!!